News Release

学生援護会とインテリジェンスの合併についてのお知らせ

2006-001JP

本 日、株式会社学生援護会(本社:東京新宿区、代表取締役社長:宮森清、以下、「学生援護会」)と株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取 締役社長:鎌田和彦、以下、「インテリジェンス」)とは、本年7月1日を期日に合併することで合意し、合併契約を締結致しました。合併後の新会社は、お互 いの持つ強みを生かし、アルバイト・パートに関する情報提供から人材派遣、キャリア採用に至るまで、メディア事業・人材紹介事業を幅広く手掛ける、人材総 合サービス会社となります。

学 生援護会は、グローバルに展開するプライベート・エクイティー投資会社であるカーライル・グループ(本社:米国ワシントンD.C.、日本における代表者: 安達保、以下、「カーライル」)の出資を受けて経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施、2007年秋の上場を目指し経営基盤の強化と迅速 な意思決定体制の整備を進めてまいりました。経営陣の力強いリーダーシップの下、子会社の統合を始めとした経営スピードの向上や、商品戦略の再構築等を着 実に達成し、業績も順調に推移してきました。一方M&Aを含めた更なる積極的な事業拡大策を模索している中、インテリジェンスを含む複数の同業社 から、業界再編を視野においた事業提携や資本提携の提案を受けました。経営陣は、事業の補完関係が強く、大きなシナジー効果も実現できるインテリジェンス との合併を実現することで、総合雇用情報提供者No.1の地位を確立できると確信し、今回の合併を決断するに到りました。今回の合併が学生援護会にもたら すメリットの大きさに鑑み、カーライル・グループも経営陣の決断を受け入れ、その実現に向けて全面的に支援することに致しました。

今 回の合併は、相互補完関係にある学生援護会の“メディア事業”と、インテリジェンスの“マッチング事業”との統合により、人材総合サービス会社としてキャ リア領域およびテンポラリー領域におけるサービス提供能力の大幅な向上を図るものです。団塊世代の大量退職による「2007年問題」や、加速する人材の流 動化などにより、企業における人材サービスに対するニーズは拡大・多様化しており、合併後の新会社はこのニーズに応える多大な相乗効果を発揮できるものと 見込まれています。

なお、7月1日以降、カーライルは合併後の新会社の少数株主となりますが、今後も新会社の株主として成長に寄与していく所存です。