大宮センタービルへの不動産投資について

グローバルに展開するプライベート・エクイティー投資会社であるカーライル・グループは、10月15日、株式会社エーマックスと共同で大宮センタービルを取得致しました。カーライルの出資比率は90％、エーマックスは10％となります。取得に際しての融資はハイポ・リアル・エステート・キャピタル・ジャパン(株)から受けました。

大宮センタービルは、さいたま市のJR大宮駅西口のビジネス中心街という恵まれた立地にあり、高い収益性が望める延べ床面積が約7,700坪の大型オフィス物件です。今後は、同ビルのアセットマネージメント業務を株式会社エーマックス及び伊藤忠都市開発株式会社に委託し、同物件の不動産価値の向上を目指します。

カーライル・グループでは2004年6月に日本における不動産投資専門チームを設立、同バイアウトチームとの協働などによりその総合力を活かし投資機会の発掘をおこなってまいりました。本物件はカーライル・グループの不動産チームの日本における第１号取得案件となります。同チームのマネージング・ディレクターの南亮一は、「日本市場において、今後とも積極的に不動産投資を展開していきます。」とその抱負を語っています。また、香港におけるマネージング・ディレクターのジェイソン・リーは、「本件は、日本及び中国、韓国で進めているアジアの不動産ポートフォリオ形成において大事なステップです。」と語っています。

投資物件の概要

1）名　称          大宮センタービル
2）所在地          埼玉県さいたま市桜木町1－9－6
3）敷地面積       3,542.69m2
4）構　造          鉄骨造
5）規　模          地下1階、地上14階
6）建築面積       1,873.09m2
7）延床面積       23,569.83m2
8）貸室面積       14,605.00m2
9）竣　工          平成5年4月20日

エーマックスは、JASDAQに上場している（株）エスビーエスを主要株主とする不動産アセットマネジメント会社です。（株）エスビーエスは、「事業インフラプロバイダー」として物流を中心に広範囲な活動を展開しています。