News Release

カーライル、株式会社マネースクエアHDの株式譲渡契約締結に関するお知らせ

世界有数の投資会社であるカーライル(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広)は本日、カーライルが保有する外国為替証拠金(FX)運用を中心とした投資ソリューションを提供する株式会社マネースクエアHD(以下「マネースクエア」)の株式を、大手家電量販店グループの株式会社ノジマ(以下「ノジマ」)が有限責任組合員、ニューシナジー・キャピタル・マネジメント株式会社が無限責任組合員として組成するニューシナジー投資事業有限責任組合(ニューシナジーLPS)に譲渡することに合意いたしました。

マネースクエアは、東京を拠点とする2002年創業のアドバイザリー・フィンテックファームで、個人投資家向けにFX運用サービスや各種コンサルティングサービスを提供しています。

カーライルは、201610月にマネースクエア株式の過半数を取得しました。以来、カーライルはマネースクエアの経営陣と緊密に連携し、経営・ガバナンス体制強化のほか、業務効率を高め事業成長を促進するための意思決定プロセスの仕組みづくりや実行を支援してまいりました。また、カーライルはマネースクエアと協働して、同社のツール拡充や取引システムの全面的な刷新をサポートし、複数の新たな通貨ペアのローンチを実現しました。カーライルの投資期間中、マネースクエアは日本市場でのプレゼンスを高め、預かり資産残高の合計金額が201610月時点の660億円から202211月時点で1,000億円を突破し、同社の20年の歴史における最高額に達しました。

カーライルは、マネースクエアのお客様視点に立った中長期的な資産運用としてのFX投資ニーズへの対応と、ノジマが目指す個人向け金融事業の方向性が合致していると考えます。また、上記のノジマの方向性が、マネースクエアの次の成長ステージを支えるものと考え、上記取引の合意に至りました。

カーライルは日本において、多くの投資先企業の事業成長と価値創造を支援してきた実績を有しています。カーライルの日本におけるプラットフォームは、2000年以来、35件、総額4,500億円を超えるプライベート・エクイティ投資を行ってきました。またカーライルは、テクノロジーセクターにおいて豊富な投資実績を有しており、日本ではウイングアーク1st株式会社、アルヒ株式会社、AOI TYO Holdings株式会社などがあります。なおグローバル全体では、テクノロジーおよび金融サービスセクターにおいて、330件以上、総額440億ドルを超える投資実績を有しています(20229月末時点)。

 

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カーライルについて
カーライル(CG:NASDAQ)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3 つの分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に投資を⾏い、価値を創造することであり、2022年9月末時点の運用資産は総額で3,690 億ドルに上ります。現在、世界5 ⼤陸の29 拠点に約2,100 名以上の社員を擁しています。カーライルの日本におけるプラットフォームは、これまでに35 件の投資を実⾏しています。また、日本企業の海外展開、事業効率の改善、経営インフラの強化などを支援してきた実績を有します。
詳しくは、www.carlyle.com をご覧ください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
カーライル広報代理:
Kekst CNC 大谷 みな子、田辺 圭弥
電話番号:03-5156-0190 / 03-5156-0102
Emailcarlyle@kekstcnc.com