News Release

カーライル・グループの新たな経営体制について 在籍25年の共同CEOグレン・ヤンキンが退任し、キューソン・リーが単独CEOへ

2020-006JP

2020年7月21日

報道関係各位  

※当資料は、2020年7月21日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です
カーライル・ジャパン・エルエルシー

カーライル・グループの新たな経営体制について
在籍25年の共同CEOグレン・ヤンキンが退任し、キューソン・リーが単独CEOへ

 

世界有数の投資会社である米カーライル・グループ(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広、以下「カーライル」)は、共同最高経営責任者(CEO)のグレン・ヤンキンより退任の意向を受け、取締役会において、同氏の退任およびこれまでともに共同CEOを務めてきたキューソン・リーを単独CEOとする新経営体制について決議しましたので、お知らせいたします。

今後、ヤンキンは、経営陣と協力しながら円滑な経営体制の移行に注力し、2020930日付で退任いたします。

リーは、2018年に就任以来、ヤンキンと共に共同CEOを務めてきました。それ以前は、カーライルのコーポレート・ プライベート・エクイティ部門の副投資責任者およびグローバル・クレジット部門の責任者などを歴任しました。

ヤンキンは次のように述べています。「カーライルを、現在のグローバルな組織に築き上げる一員になれたことを嬉しく思います。また、ここ数年間は、キューソンという類まれな才能をもつパートナーとともに共同CEOとしてカーライルを率いることができ、大変光栄に思います。カーライルは、これまで確固たる実績を築き、協働を重視する企業文化を活かし、投資先企業、コミュニティー、株主への長期的な価値創造実現を支援してまいりました。明確なビジョンをもったカーライルの創業者の皆様には、これまでご指導いただいたこと、信頼をお寄せいただいたことに感謝申し上げます。」

ヤンキンはさらに、「昨今、世界が多くの課題に直面し続けていますが、カーライルは、様々な変化に対応できる体制が構築されております。そのため、私が、地域コミュニティーや公共サービスへの取り組みに注力するのにふさわしいタイミングであり、有意義なインパクトを生み出せると考えています。」と述べています。

リーは、次のように述べています。「25年間の在職期間中、グレンがカーライルに果たした貢献と功績、また、共同CEOとしての友情とパートナーシップに大変感謝しています。過去数年間、カーライルは最優先事項を実行し、多くのマイルストーンを達成してきました。カーライルは引き続き、投資家の皆様に還元し、株主の皆様にとっても魅力的な投資活動を、より一層推進してまいります。これらの分野を牽引してきたグレンの実績から、彼が今後注力する分野においても、多大なインパクトをもたらすと確信しています。」

カーライルの共同創業者兼共同会長であるデビッド・ルーベンスタインは、次のように述べています。「25年前にグレンを採用してから、彼は卓越したプライベートエクイティの専門家へと成長を遂げました。共同CEOとして優れた実績をあげた彼が、今後注力していく、公共サービス活動の魅力と可能性を理解しています。キューソンはCEOとして当社を率いるのに適任であり、カーライルのすべてのステークホルダーを代表して、今後も引き続き、彼と緊密に連携していけることを楽しみにしています。」

共同創業者兼共同会長のウィリアム・コンウェイは、次のように述べています。「グレンはこの25年間、カーライルを今日における、世界的な投資会社に成長させるために重要な役割を果たしてきました。長年に亘り、企業文化を醸成し、卓越したリーダーシップを発揮してきたグレンに、心から感謝しています。彼と彼のご家族の、さらなる飛躍を願っています。取締役会は、キューソンが当社のこれまでの実績をさらに発展させると確信しており、今後グローバルチームを率いていくのを楽しみにしています。」

また、カーライルの筆頭独立取締役のローソン・フィットは、次のように述べています。「グレンが、当社の発展と成長に重要な役割を果たしてきたことに、カーライル一同感謝しており、今後のさらなるご活躍を願っています。カーライルは、本年またそれ以降も、キューソンのリーダーシップのもと、すべてのステークホルダーに対し長期的な価値創造を実現できると、取締役一同確信しています。」

 

カーライル・グループについて
カーライル・グループ(CG:NASDAQ)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「コーポレート・プライベート・エクイティ」「リアルアセット」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の4 つの分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、ポートフォリオ企業、社会の為に賢明な投資を行い、価値を創造することであり、2020年3月31日時点の運用資産は総額で 2,170億米ドルにのぼります。現在世界6 大陸の 32 のオフィスに 1,775 名以上の社員を擁しています。カーライルは、グローバルに展開する投資会社の中で唯一、日本に特化した円建てのバイアウト・ファンドを運用しており、これまでにカーライル・ジャパン・パートナーズより国内で26 件の投資を実行しています。また、日本企業の海外展開、事業効率の改善、経営インフラの強化などを支援してきた実績を有します。詳しくは、www.carlyle.comをご覧ください。

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