News Release
カーライル、株式会社TOTOKUの株式譲渡契約締結に関するお知らせ
グローバル投資会社であるカーライル(NASDAQ: CG)は、本日、特殊な電線・デバイス製品の製造販売を手掛ける株式会社TOTOKU(以下「TOTOKU」といいます。)の全株式を、大手電線・ケーブルメーカーである SWCC株式会社(以下「SWCC」といいます。)及び株式会社日本政策投資銀行へ譲渡することに合意いたしました。本取引は、所定の手続の完了後、2025年3月末を目途に実行する予定です。
カーライルは、2022年12月にTOTOKUの株式を取得して以来、同社の変革的な成長の実現に向けて、同社の経営陣と緊密に連携・推進して参りました。結果として、各事業分野における日本を代表する企業としての地位をさらに強化し、持続的成長の素地を作りました。
具体的には、TOTOKUの置かれた事業環境により合わせる形で、モビリティ、半導体、情報通信の各分野に対応する部門、および、民生エレクトロニクス・その他分野に対応する部門、という2つの事業部門に再編し、またマーケティング・R&D部門、ファイナンス・コーポレート部門などの会社組織における横串機能も強化しました。さらには、より先端的な経営管理手法の導入や、グローバル経営を促進しました。
TOTOKUの代表取締役社長兼最高経営責任者である牧謙氏は、「幅広い経営ノウハウや業界知見、確固たる実績を持つカーライルとのパートナーシップは、当社の変革的な成長のために重要な役割を果たしました。今後、SWCCという新しいパートナーとともに、製品ポートフォリオの相互補完や戦略分野での協働等を通じて生まれる機会を活用し、更なる成長と発展を続けていくことを楽しみにしています。」とコメントしています。
また、カーライルのマネージング ディレクターである西澤利彦は、「牧社長はじめTOTOKUの経営陣および従業員の皆様とともにTOTOKUの変革的な成長の実現を支援する機会に恵まれたことを光栄に思います。カーライルとの取り組みを通じて蒔かれた『成長の種』が、戦略的合致を有するSWCCグループのもとで発芽していくことを期待し、両社の益々のご発展を祈念しております。」とコメントしています。
カーライルの日本におけるバイアウト投資のプラットフォームは、2000年以来、累計約10,200億円以上の投資コミットメントを受け、41件のプライベート・エクイティ投資を行ってきました。投資先の日本企業に対して事業変革と持続的な成長をもたらす投資実績には定評があり、日本経済にも貢献しています。製造業・一般産業(GIG)セクターにおいても豊富な投資実績を有しており、TOTOKUのほか、株式会社リガク、株式会社エネウィル、国際航業株式会社、センクシア株式会社などに投資しています。
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カーライルについて
カーライル(NASDAQ: CG)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「グローバル・インベストメント・ソリューションズ」の3つの事業分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に賢明な投資を⾏い、価値を創造することであり、2024年12月末時点の運用資産は総額で約4,410 億ドルに上ります。現在、世界4 ⼤陸の29拠点に2,300 名以上の社員を擁しています。
詳しくは、www.carlyle.com をご覧ください。また、LinkedIn やXでカーライルをフォローしてください。
【本件に関するお問い合わせ先】
カーライル広報代理:
ブランズウィック・グループ 宇井理人、大山丈二
電話番号:090-6538-2109 / 080-7340-1015
Email:carlylejp@brunswickgroup.com