News Release

イー・アクセス株式会社株式売却のお知らせ

2004-019

東京発 — グローバルに展開するプライベート・エクイティー投資会社であるカーライル・グループは、国内大手ブロードバンドプロバイダーであるイー・アクセス株式会社(以下、イー・アクセス社)の普通株式12,500株を2004年6月11日(日本時間)に売却いたしました。本売却は、ゴールドマン・サックスとドイツ証券による株式売出し及び転換社債型新株予約権付社債の発行の一環として実施され、他の主要株主も同時に売却を実施しております。イー・アクセス社株式の6月10日の終値は548,000円でした。

カーライル・グループ、マネージング・ディレクターの朝倉陽保氏は「イー・アクセス社への投資は、3年未満で当初投資額の4倍のリターンを生み、カーライル及び投資家にとって素晴らしい案件となった。厳しい競争環境のもとで事業を成長させ続けている千本社長並びにイー・アクセス社経営陣と協働できたことを心から誇りに思う。」と述べております。

イー・アクセス社は、日本の主要ISPやシステムインテグレーターに対するデジタル加入者線 (DSL)インターネットアクセスサービスを提供することを通じて、わが国のブロードバンド市場の巨大な潜在成長性を捕捉すべく、1999年11月に設立されております。

2001年9月、カーライル・グループは、イー・アクセス社の第三次私募増資における中核的なリードインベスターとして、カーライル・アジア・ベンチャー・パートナーズI号ファンドを通じて2,600万ドルの投資を実施し、日本テレコムや他の投資家とともに総額9,000万ドルにおよぶイー・アクセス社の増資に成功しております。