News Release

カーライル、AutoFormの買収を完了

2022年3月1日

カーライル・ジャパン・エルエルシー

カーライル、AutoFormの買収を完了

 

世界有数の投資会社であるカーライル(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広)は本日(欧州時間2月28日)、自動車産業で使用されるシートメタル成形シミュレーション用エンジニアリングソフトウェアのグローバルリーダーであるAutoForm AG(以下「AutoForm」)の買収を完了したと発表しました。カーライル・ジャパン・パートナーズIVを含む複数のカーライルのファンドが出資しました。

AutoFormは、1995年に設立され、約400名(うち研究開発部門は140名)の従業員数を擁し、スイスのファフィコンに本社、また欧州、アジア、北米、中南米の15カ国に拠点を置いています。主に自動車産業向けにシートメタル成形シミュレーションやBody in White(BiW)アセンブリシミュレーションのソフトウェアソリューションを提供しています。さらに、BiWの設計、エンジニアリング、製造、組立工程を迅速かつ確実に検証するための技術革新を通じて、自動車業界向けのエンドツーエンドのソフトウェアソリューションの業界標準を打ち立てています。市場をリードするAutoFormの製品群は、大手自動車OEMやサプライヤーをはじめとする世界中の顧客から高い評価を受けております。

カーライルは、テクノロジー企業および自動車関連企業における投資で培った豊富な経験を活かし、買収、既存製品群のさらなる成長、AutoFormの革新的な製品群やオペレーションへの投資を通じて、AutoFormの成長加速を支援してまいります。

AutoFormにおける日本市場は注力市場のひとつとして位置付けられております。カーライルは、AutoFormの高い利便性、圧倒的な解析スピード・信頼性といった競争優位性を活かし、日本市場においてさらなる成長を遂げるための戦略実現を支援します。またカーライルは、AutoFormが自動車関連産業のインダストリー4.0におけるデジタルトランスフォーメーションを推進し、日本の製造現場の改革や産業発展に貢献するために、グローバルでの知見やネットワークを最大限に活用し、国内における事業基盤の、より一層の強化を支援してまいります。

 

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AutoFormについて
AutoFormは、プレス成形とBiWアセンブリ工程向けのソフトウェア・ソリューションを提供しています。世界各地に400名を超える正社員を擁するAutoFormは、製品の製造可能性、金型と材料コストの計算、ダイフェース設計および仮想プレス成形およびBiWアセンブリ工程の最適化のトップ・サプライヤーであり、自動車メーカー上位20社のすべてとその大半サプライヤーが、AutoFormを利用しています。AutoFormはスイスの本社のほか、ドイツ、オランダ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、スウェーデン、米国、メキシコ、ブラジル、インド、中国、日本、韓国に拠点を持ち、代理店を通じてその他13カ国以上で事業を展開しています。
詳しくは、www.autoform.comをご覧ください。

カーライルについて
カーライル(CG:NASDAQ)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3つの分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に投資を行い、価値を創造することであり、2021 年12月末時点の運用資産は総額で3,010億ドルに上ります。現在、世界5大陸の26拠点に約1,850名の社員を擁しています。カーライルは、日本に特化した円建てのバイアウト・ファンド、「カーライル・ジャパン・パートナーズ」を運用しており、これまでに国内で31件の投資を実行しています。また、日本企業の海外展開、事業効率の改善、経営インフラの強化などを支援してきた実績を有します。
詳しくは、www.carlyle.com をご覧ください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
カーライル広報代理:
Kekst CNC 大谷 みな子、田辺 圭弥
電話番号:03-5156-0190 / 03-5156-0102
Emailcarlyle@kekstcnc.com