News Release

アジア不動産投資部門拡充のお知らせ ~日本市場を対象とした不動産投資チームを設置~

2004-018

東京発 — グローバルに展開するプライベート・エクイティの投資会社であるカーライル・グループは、アジア地域での不動産部門を拡充させるべく日本における不動産投資チームを立ち上げました。今回、マネージング・ディレクターとしてスターウッド・キャピタル・ジャパンから南 亮 一(Rio Minami)氏を、ヴァイス・プレジデントとして、同じくスターウッド・キャピタル・ジャパンの林 覚 (Satoru Hayashi) 氏を迎え、日本市場へ本格参入いたします。

カーライル・グループは、北アジアを中心とするアジア圏の不動産投資案件を発掘・投資する目的で2002年にアジア・リアル・エステート・チームを設立いたしました。今回の日本チームの設立に加え、香港においてドイツ銀行のデレク・ライ(Derek Lai)氏をアソシエイトとして迎え、チームの拡充を進めています。

カーライル・アジア・リアル・エステートのジェイソン・リー(Jason Lee)マネージング・ディレクターは、次のように述べております。

「バイアウトとベンチャー投資を世界的に展開するカーライルですが、北米とヨーロッパを中心に不動産投資事業も大規模に推進しており、好業績を上げています。カーライルは、日本を含むアジアでも不動産投資事業を推進させたいと思っております。すでに2002年以降北アジアの不動産市場を調査してきており、実際に韓国においてはいくつかの投資実績を上げております。日本の不動産市場は魅力的な段階にあり、この機会を活かしていく考えです。カーライルでは、世界の市場環境とその地域における特殊性の双方に精通したチームが当該地域の投資を推進しています。このたび、南氏と林氏をカーライルのチームに迎えたことは、日本の不動産投資事業を成功させるうえで、良いスタートとなりました。」

マネージング・ディレクターの南氏は次のように述べています。

「北アジアを統括するカーライル香港チームと緊密な業務連携をとり、また企業買収案件では東京のバイアウト・チームと協力することにより、カーライルの総合力を生かし、他の不動産ファンドにはない特色を出していく所存です。」

アジア地域の不動産ポートフォリオ:

・ Century Tower(韓国ソウル) -- 20階建てオフィスビル

・ Pacific Tower(韓国ソウル) -- 20階建てのオフィスビル

以 上