News Release

三生医薬株式会社の株式譲渡契約締結に関するお知らせ

報道関係各位

2021年12月17日
カーライル・ジャパン・エルエルシー

 

カーライル、三生医薬株式会社の株式譲渡契約締結に関するお知らせ

 

世界有数の投資会社であるカーライル(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広、以下「カーライル」)が運用・管理するファンドであるCJP SP Holding, L.P.は本日、健康食品・医薬品等の受託製造会社である三生医薬株式会社(本社:静岡県、代表取締役会長兼社長:石川泰彦、以下「三生医薬」)の全株式をジェネリック医薬品の総合メーカーである東和薬品株式会社(以下、「東和薬品」)に譲渡することに合意いたしました。なお株式譲渡の手続きは2022年2月に完了する見込みです。

三生医薬は、「絶対的な品質」「ソリューション提案力」「新商品開発サポート」を強みに、健康食品・医薬品OEM分野のリーディングカンパニーとして日本市場でトップクラスのシェアを有しています。1993年の創業以来、多様化する顧客ニーズにいち早く対応し、人々の健康に貢献するため、特許技術やオリジナル原料開発など継続的に技術革新を進め、最先端の製剤・カプセルを提供してきました。

CJP SP Holding, L.P.は2014年8月、成長を続ける日本の健康食品及び医薬品市場における受託製造会社としての三生医薬に大きな成長ポテンシャルを見出し、Carlyle Japan Partners IIIを通し三生医薬の全株式を取得後に筆頭株主となりました。また、カーライルが有するヘルスケア及び消費財セクターにおけるグローバルなネットワークと深い業界知見を活用することで、日本の健康食品・医薬品市場において、そして三生医薬との間で、さらなる価値が創造できるとの判断もありました。

2014年以来、カーライルの深い業界知見やグローバル・リソースを活かし、経営体制・ガバナンス強化、工場や研究開発拠点の新設による生産能力の増強及び事業の多角化、海外事業強化に伴う海外売上高の大幅な拡大など、三生医薬の持続的な企業価値向上に向けた、成長戦略の策定及び実行の経営支援を行ってまいりました。経営陣との緊密な連携のもと、これまで進めてきた経営基盤強化や事業拡大の着実な成果を踏まえ、三生医薬のさらなる成長を追求すべく、株式譲渡の合意に至りました。

カーライルは、2000年の日本進出以来、21年間で31件の投資を実行し、本件が20件目のエグジットとなります。また、日本ではクオリカプス株式会社や株式会社ソラストなど、ヘルスケアセクターにおいて豊富な投資実績を有しており、グローバル全体としては、2021年9月末時点で、ヘルスケアセクターで80件以上、総額147億ドル以上のエクイティ投資実績を有しています。

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カーライルについて
カーライル(CG:NASDAQ)は、深い業界知識を有し、グローバルに展開する投資会社で、「グローバル・プライベート・エクイティ」「グローバル・クレジット」「インベストメント・ソリューションズ」の3つの分野で投資活動を展開しています。カーライルの目的は、関連する投資家、投資先企業、社会の為に投資を行い、価値を創造することであり、2021 年9月末時点の運用資産は総額で2,930億ドルに上ります。現在、世界5大陸の26拠点に1,800名以上の社員を擁しています。カーライルは、日本に特化した円建てのバイアウト・ファンド、「カーライル・ジャパン・パートナーズ」を運用しており、これまでに国内で31件の投資を実行しています。また、日本企業の海外展開、事業効率の改善、経営インフラの強化などを支援してきた実績を有します。
詳しくは、 www.carlyle.comをご覧ください。

 

三生医薬について
三生医薬は健康食品・医薬品等の企画・開発・受託製造会社であり、国内健康食品分野でのリーディング企業です。静岡県内に生産拠点を構え、ソフトカプセル、シームレスカプセルをはじめとする多様な剤型の製造及び包装を手掛けております。製造能力・技術に加え、開発技術、営業能力及び品質管理体制(cGMP、GMP、HACCPに準拠)においても業界トップの実力を備えております。三生医薬は1993年に創業され、現在690名の社員がいます。詳しくは、http://www.sunsho.co.jp/をご覧ください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
カーライル広報代理:
Kekst CNC 大谷 みな子、斎藤 愛、田辺 圭弥
電話番号:03-5156-0190 / 03-5156-0189 / 03-5156-0102
Emailcarlyle@kekstcnc.com